はりの検討
条件1
12cmx27cm の構造用製材(スギE70)に、5kNのおもりを長年、梁の中央付近に載せることができるか確認する。
梁の中央のたわみは,梁の支持点の距離(これをスパンという)の1/300以下となることを条件とする。尚、梁の自重とクリープは考慮しない。
まず強度性能に関する情報をまとめてみましょう
強度性能に関する情報
基準せん断強度
許容せん断応力度
基準曲げ強度
許容曲げ応力度
たわみ量の計算をするにはヤング係数の値が必要です。
ここでは機械等級区分E70を使用していますので次の数値を採用することにします。但し、単位はkgfからNに変換することになります。
ヤング係数をN(ニュートン)に換算
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部材断面に関する情報
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せん断力の検討
※前提条件より W=5000N
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曲げモーメントの検討
※前提条件より W=5000N L=600cm
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たわみの検討
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条件2
15cmx36cm のスギの構造用集製材(E75-F240)に、均等に10個の2kNのおもりを長年載せることができるか確認する。
梁の中央のたわみは,梁の支持点の距離(これをスパンという)の1/300以下となることを条件とする。尚、梁の自重とクリープは考慮しない。
強度性能に関する情報
基準せん断強度
許容せん断応力度
基準曲げ強度
許容曲げ応力度
ヤング係数をN(ニュートン)に換算
部材断面に関する情報
ポイント
構造用集成材の寸法調整係数は対称異等級構成集成材の場合は表2-4、同一等級構成集成材の場合は表2-5のF6の下に記載されている[ ]内における別記3(6)ウ表3(対称異等級構成の場合)または表4(同一等級構成の場合)の値を採用し、前者の場合が付表2-7、後者の場合が付表2-8に該当します。
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せん断力の検討
※前提条件より 前提条件より W=20000N
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曲げモーメントの検討
※前提条件より W=20000N L=600cm
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たわみの検討
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