1-1 壁量計算 (壁量計算のフロー)
建物にかかる水平力に対して必要な耐力壁の量を満たしているかどうか調べる手法が壁量計算です。地震力には床面積に応じて、風圧力には見付面積に応じて必要な壁量が決まります。
壁量計算のフロー
建築基準法施行令第46条の壁量計算は以下のフローで進めて行きます。
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地震時の必要壁量
各階の床面積×表1-1の係数=地震時の必要壁量 -
暴風時の必要壁量
各階の見付面積(2方向)×表1-2の係数=暴風時の必要壁量 -
存在壁量
耐力壁の倍率×耐力壁の長さ 各階の各方向ごとに設計壁量を加算して存在壁量を算出
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判定
地震時の必要壁量
暴風時の必要壁量
暴風時の必要壁量
≦存在壁量