燃料としてのペレットとは

ペレットは燃料として、次のような特徴があります。

●原料の85～90％を有効なエネルギーに変換する。

丸太をペレットにすると、丸太の85～90％をエネルギーとして利用できる。

●ペレットとチップの熱量を比較すると、ペレットはかさ密度（容量あたりの重量）で２倍以上で、エネルギー密度（容積当たりのエネルギー量）では３倍以上。


同じ重さのものを比較すると、ペレットの熱量はチップの２倍。	同じ大きさで比較すると、ペレットの熱量はチップの3倍。

●ペレットは含水率が低いので燃焼効率がよく、不完全燃焼のときに排出する一酸化炭素排出量は限りなくゼロに近い。

ペレットは焼効率がよく、不完全燃焼の目安となる一酸化炭素はほとんど排出しない。

●ペレットは燃やしても二酸化炭素増加に影響を与えないエネルギー。

ペレットを燃やしたときに排出する二酸化炭素は、樹木の成長過程で吸収したものなので、大気中の二酸化炭素の増減に影響を与えないカーボンニュートラルなエネルギー。